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沖縄振興3001億円、3年連続増 来年度政府予算案

政府が29日閣議決定した2013年度予算案で、沖縄振興予算は3001億円(復興予算を含む)と12年度当初比2.2%増えた。第5次沖縄振興計画(12~21年度)の本格化に合わせ、3年連続の増額予算になる。那覇空港の第2滑走路の増設に130億円を新規計上、工期短縮も明記した。使途の自由度が高い沖縄振興一括交付金も2.4%増額した。

沖縄振興予算は政府が沖縄で行う公共工事や、沖縄振興特別措置法に基づく沖縄振興一括交付金などの総額。13年度予算額は、沖縄側の要望に基づく内閣府沖縄担当部局の概算要求額(3045億円)は下回ったものの、沖縄科学技術大学院大学(OIST、同県恩納村)の研究棟新設などを先行計上した12年度補正予算との合計額は3375億円。ほぼ「満額回答」といえる。

那覇空港の第2滑走路整備は13年度、設計や漁業補償とともに一部工事にも着手。計画では現滑走路の沖合約1.3キロの海面を埋め立て、全長2700メートルの滑走路などを建設する。

国土交通省などの当初案では総額1900億円と7年の工期がかかる見通しだったが、同省は13年度予算編成に合わせて修正。総額を80億円上積みし、工期は「5年10カ月」に短縮する。県や地元観光業界などは5年程度への工期短縮を繰り返し求めていた。完成は19年末の予定。

沖縄の観光・物流の玄関口である那覇空港は現在、1本の滑走路を自衛隊と共用しており、発着容量は限界に近い。11年には航空自衛隊のF15戦闘機が滑走路を逸脱して停止し、滑走路が一時閉鎖されるトラブルも発生している。

沖縄振興一括交付金は計1613億円で、内訳は産業振興や人材育成に充てるソフト分が12年度と同じ803億円、道路や港湾の整備などに使うハード分が5%増の810億円。財務省は「沖縄の喫緊の課題に対応するため特別に増額した」としている。

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