中国、軟化に米国の影 クリントン発言に動揺
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日本に対して強硬とみられてきた中国共産党の習近平総書記が25日、日中関係の改善に前向きととれるメッセージを発したのはなぜか。クリントン米国務長官は18日の日米外相会談で、沖縄県の尖閣諸島について「日本の施政権を一方的に害するいかなる行為にも反対する」と言い切った。日本政府内では、それが中国側に変化をもたらしたとの見方が出ている。
中国外務省は20日、クリントン氏の発言を受けて「強烈な不満と断固た...
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