2019年8月25日(日)

お年玉、おもちゃに消える前に 親が教えたいこと
使い方、キーワードは「SOS」

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2013/1/12 7:00
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子どものころに身につけたお金の使い方は、その後の人生に影響する。お年玉をもらい、子どもの心が躍るこの時期は、欲求が膨らんでいるだけに親が見守ることが欠かせない。賢い使い道や貯金の意義を親子で話し合うよい機会でもある。

「今年のお年玉で何を買ったか覚えている?」。「えーと、何だっけ……」。東京都に住む主婦A子さん(37)は昨年暮れ、9歳の長男の言葉にひどくショックを受けた。クリスマスに祖父母から高価なプレゼントを贈られ、お年玉をもらえばすぐにゲームソフトなどを買いに行くのが当たり前になっている長男。毎年、おもちゃは増えるが飽きるのも早い。

■お年玉「貯金」首位

購入前にしっかり話し合おう(年始のおもちゃ売り場、東京都千代田区)

購入前にしっかり話し合おう(年始のおもちゃ売り場、東京都千代田区)

学研教育総合研究所の「小学生白書」によると、小学生の男子がほしいものは携帯型ゲーム機(ソフトを含む)が34.5%で1位。据え置き型ゲーム(16.7%)とパソコン(9.2%)が続いた。女子は携帯電話(16.5%)がトップで2位以下は男子と同様の商品が並ぶ。

いずれも高額とはいえ、お年玉で買える子どもは少なくない。だが、お金を使わせる前に親子で考えることは必要だ。千葉商科大大学院の伊藤宏一教授は「お金の使い方を『SOS』に分けて教えてはどうか」と提案する。

最初のSは「Saving(貯金)」。「小学生白書」によるとお年玉の使い道のトップは男女とも「貯金」だった。親の目が光っていることがうかがえるが、大事なのは強制するのではなく、「本人が納得して貯金をさせること」と伊藤教授は指摘する。

たとえば、将来の目標を考えさせ、そこに至る道のりを親子で考えてみる。それまでに必要なものや学費のだいたいの金額などを話し合えば、子どもの胸に響くだろう。

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