お年玉で育てる 「使い上手・ため上手」な子

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2012/12/29 7:15
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小学生の場合、普段の買い物はせいぜい菓子やトレーディングカード、飲み物など。一度に使う金額は多くの場合、100円単位だ。それだけにお年玉は子どもにとって大金で、感覚が狂いやすい。どう渡すかを考えることも欠かせない。

「子どもにお年玉を渡したままにするのは避けた方がよい」とアドバイスするのはFPの仲西康至さん。「将来のためにも一部を銀行口座などに預金させることが大切だ」という。

銀行や郵便局などの貯金の仕組みは、小学校3、4年生になればわかる。預ける金額もお年玉の半額、もしくは3分の1程度でよい。正月明けに親子で一緒に金融機関に行き、子ども名義の口座をひらけば、無駄遣いの防止に役立てられる。何かあった時にこのお金を使うこともできると諭せば、「貯蓄の大切さも子どもが実感できるのではないか」(仲西さん)。

■全て親管理は禁物

子どもの金銭教育のための様々なグッズも登場

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注意したいのはお年玉の主役はあくまで子どもということ。子どもの金銭教育を手がけるNPO法人金融知力普及協会の鈴木達郎・金融知力アドバイザーは「親が全額管理することは絶対にやってはいけない」と断言する。「お金のやりくりは学校では身につかない。家庭でしか覚えられないのに、その機会を奪うことになる」という。

もちろん、適切な使い方を子どもに覚えてもらうための仕掛けは必要だ。鈴木さんが簡単で効果的なお金の渡し方として提案するのは、お年玉を渡す際に小遣い帳や小遣い袋を一緒にプレゼントする方法だ。

例えばお年玉が総額3万円だった場合、3分の1の1万円は子どもの口座に貯金。残りの2万円は、1回の使用上限額や小遣い帳に何を買う予定かなどを細かく書くことを条件に、子どもに任せる。「お年玉の入金額を記帳した通帳も一緒に子どもに渡して管理を任せれば、お金のやりくりを学ぶ効果はさらに高まる」と仲西さんは話す。

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