個性競う新規上場の「顔」 請負人や連続起業家も

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2012/11/27付
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 新規上場する企業の経営者が多様化してきた。2012年は2度目の上場を迎える経営者やエネルギー開発に取り組む若手経営者などユニークな人材が登場した。新規上場の「顔」が個性を競うことで、国内株式市場の活性化にもつながるとの声が出始めた。

エニッシュの杉山全功社長
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エニッシュの杉山全功社長

■2度目の上場

 12月11日に上場するスマートフォン(高機能携帯電話)向けゲーム、enish(エニッシュ)の杉山全功社長(47)は社長として2度目の上場となる。05年に携帯コンテンツのザッパラス社長としてマザーズに上場したが、東証1部に昇格した翌年の10年に社長を退任。11年、enishの前身企業に転じた。

 いずれのケースでも杉山氏は創業者ではなく、実務能力を買われて招かれたいわば“上場請負人”。「ルールのある組織に作り替えるのが仕事だった」と振り返る。経験豊富な経営者がいることで「資金が集まりやすい」(大手ベンチャーキャピタル)面があり、今後はこうしたケースが増えるとの見方もある。

シュッピンの鈴木慶社長
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シュッピンの鈴木慶社長

 12月20日に上場する中古品売買サイト、シュッピンの鈴木慶社長(53)はパソコン販売のソフマップの創業者でもある。01年にはソフト開発のドリームテクノロジーズ(現トライアイズ)の創業社長として新規上場し、05年にシュッピンを創業した。鈴木氏のような起業家は米シリコンバレーで多く見られ、シリアルアントレプレナー(連続起業家)と呼ばれる。

 コロプラの馬場功淳社長(34)は会社を興したのは初めてだが、KLabやグリーなど複数のベンチャー企業でコンテンツ開発に携わった。コロプラのゲームは携帯電話の位置情報を使い、ゲームの画面と実際に立っている場所を連動させる。

 KLab時代は福岡のオフィスに所属し、東京本社への出張を繰り返すたびに「長い移動時間をどう活用しようかと考え、事業モデルを思いついた」。全国の鉄道会社と提携。乗車券を購入するとアイテムがもらえる仕組みなどを導入する。

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