2019年5月25日(土)

戸田工業、リチウムイオン電池高性能化の新技術

2012/11/19付
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戸田工業は19日、リチウムイオン電池の高性能化に役立つカーボンナノチューブの分散液を開発、事業化を始めたと発表した。従来の導電性を5倍から10倍に向上させることで、電池の寿命を延ばすことにつなげられる。分散液の販売や電池メーカーからの受託加工で2015年に年10億円の販売を目指す。

カーボンナノチューブはリチウムイオン電池の電極材に添加することで、導電性と寿命が向上することが確認されている。だが、カーボンナノチューブを大量に安定的に分散化させる技術が確立していなかった。

戸田工業は名城大学発のベンチャー企業と協力し、分散技術を量産レベルで実現することに成功した。戸田工業はリチウムイオン電池の電極材料の生産を手掛けており、分散液の販売に加え、分散液を添加した電極材の販売を開始する。

リチウムイオン電池はスマートフォン(高機能携帯電話)やパソコンに加え、電気自動車などにも活用されることから、需要が高まっている。

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