パート・派遣、税払いすぎ注意 年末調整のススメ
副業や退職は確定申告を

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2012/11/10 7:00
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給料にかかる所得税を精算する年末調整は、正社員だけでなくパートタイマーや派遣社員も対象になる。書類を出さないと税金を払いすぎる場合もあるので、必ず手続きをした方がよい。退職した人や副業の収入がある人は確定申告の準備に取りかかろう。

派遣社員は登録時と派遣される時に年末調整の説明を受ける

派遣社員は登録時と派遣される時に年末調整の説明を受ける

「書類を出すべきだったかな」。東京都の主婦、Aさん(31)は、スーパーでパートタイマーとして働き始めた昨年秋の出来事が気がかりになっている。勤務先に年末調整の書類を出すように言われたが「出したら夫の扶養に入れなくなるのでは」と心配になり、提出しなかった。パート収入は月7万円程度。夫の年末調整の書類には自分の収入を書いた。でも、本当は自分も年末調整の書類を出したほうがよかったのではないかと、今は思っている。

本当はどうすればよかったか。Aさんは書類を出すべきだった。出さなかったために今、税金を払いすぎている可能性が高いからだ。税理士の大沢育郎さんは「年末調整の書類を出さないと、所得税を払いすぎの状態で放置されてしまう」と話す。

■「副業の収入」扱いに

年末調整を受けるには、パートタイマーなど有期雇用の人も「扶養控除等申告書」を出さなければならない。働き始めるときに最初の1枚を提出し、年末調整の時期に翌年分を出す。派遣社員の場合は「最初の1枚は、派遣会社への登録時ではなく、実際に職場に派遣されるときに派遣会社に提出する」(パソナ)。

この申告書を出すと、毎月の給料から源泉徴収される所得税額は、給与所得控除などを概算で除いて計算される。社会保険料を差し引いた月給が8万8000円未満なら、税は引かれない。ところが申告書を提出していないと、8万8000円未満でも3%を天引きされてしまうのだ。2013年は復興増税のため、3.063%にもなる。

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