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カーボンナノチューブ、がん治療応用に道 京大

京都大学の村上達也助教らは、先端素材であるカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)が、将来、がん治療に使える可能性を見いだした。体を透過する性質を持つ近赤外光をあてると活性酸素が生成、がん細胞が効率よく死滅することを確かめた。腫瘍など患部に集中的に薬剤を集める技術と組み合わせれば、新しいがん治療法として利用できるとみている。

カーボンナノチューブを体内で安定的に存在できるようにリン脂質などコレステロールの一種で被覆した。その後、人の肺がん細胞が存在する培養液にいれて、波長808ナノ(ナノは10億分の1)メートルの近赤外光を10分間あてた。ほぼ1日たってから細胞の数を数えたところ、45%減っていた。活性酸素を抑える試薬をいれた場合は減少率は28%にとどまった。活性酸素ががん細胞の死滅に効果があることを確かめた。

今後、動物実験などで安全性を確かめる研究を進める。

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