2019年2月20日(水)

警察庁に自民総裁脅すメール 遠隔操作を示唆

2012/10/12付
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警察庁と国家公安委員会に今月上旬、自民党の安倍晋三総裁の殺害予告とともに「他人のパソコンを踏み台にしているのでばれない」などと書かれた遠隔操作を示唆するメールが送信されていたことが12日までの捜査関係者への取材で分かった。

警察庁から同日情報提供を受けた警視庁捜査1課は脅迫の疑いがあるとみて捜査に着手。遠隔操作ウイルスに感染した大阪と三重の男性2人のパソコンから犯罪予告メールが送られたとされる問題との関連がないか調べる。

捜査関係者によると、メールは大阪や三重の問題が明らかになる前の10月上旬から複数回にわたり、警察庁と国家公安委員会のサイトの送信フォームから送られた。「安倍総裁を殺す」との文言のほか、「他人のパソコンを踏み台にしているので絶対にばれない。無能なおまえらには捕まえられない」「ヒントをやろう」と捜査機関を挑発する内容も含まれていた。

捜査1課は今後、送信元の特定を進め、通信履歴の詳細な解析や今回のメールが遠隔操作されたパソコンから送信された可能性の有無を調べる。

パソコンを遠隔操作するウイルスを巡っては、大阪府と三重県の男性2人がインターネット掲示板などで犯罪予告を書き込んだとして逮捕されたが、第三者が感染したパソコンを遠隔操作して書き込んだ可能性があるとして9月に釈放された。

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