昆虫の食性、わずかな遺伝子が左右 東大など解明

2012/10/1付
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 東京大学の片岡宏誌教授と筑波大学の丹羽隆介准教授らは、昆虫の食性がわずかな遺伝子で決まるとする実験結果をまとめた。遺伝子の変異で酵素の特性が変わると、食べ物の好みが違ってきた。サボテンだけをエサとする特殊なショウジョウバエを調べて分かった。

 少数の遺伝子が生物のライフスタイルを左右する証拠を見つけたという。米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

 普通のハエは「ネバーランド」という酵素でコレステロールを分解し、脱皮を促すホルモンを作る。ところが特殊なハエはサボテンに含まれる脂質から脱皮ホルモンを作っていた。

 酵素のアミノ酸を比べると、通常の配列と3カ所だけ異なった。この3カ所を通常の配列に戻すと、コレステロールから脱皮ホルモンを作るようになった。研究チームはサボテンを好む食性は、一つの酵素の特性を決める遺伝子の変化が要因と結論づけた。

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