高速取引、米で警戒論再燃 証券仲介ナイトが誤発注で巨額損失
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【ニューヨーク=川上穣】米証券仲介大手ナイト・キャピタル・グループの誤発注による巨額損失が波紋を広げている。同社の自動売買システムに問題があったため、市場ではコンピューターによる高速売買への警戒ムードが再燃してきた。5月のフェイスブック上場の取引障害でも高速取引が混乱を広げた面があり、米国では規制論も浮上。効率的な売買と安全な市場をどう両立させるかが課題になっている。
「取引ソフトウエアの問題で...
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