仙谷氏、小沢元代表を厳しく批判

民主党の仙谷由人政調会長代行は6日、都内で講演し、消費税増税反対を掲げて新党を結成する小沢一郎元代表を厳しく批判した。「日本の財政状況で明日の国民生活がどうなるかを問わず、『国民の生活が第一』と100回唱えても何の政治的解決にもならない」と述べた。

同時に「増税反対、原発再稼働反対を大きな旗印に新党をつくって選挙をしようとしているのは疑問だ。それが通用することが日本の政治の危機だ」と訴えた。

藤井裕久税調会長もTBS番組収録で、小沢氏らが党を除名されることに「最後まで非常に政局的に動いていた。すっきりした。これで決別だ」と強調した。〔共同〕