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ファストリ、13%営業増益 12年8月期、海外・低価格店が好調

ファーストリテイリング(9983)は6日、2012年8月期通期の業績予想を下方修正したと発表した。連結営業利益は前期比13%増の1315億円と、従来予想を65億円下回る。海外のユニクロ事業や低価格衣料品店「ジーユー」は堅調だが、主力の国内ユニクロ事業の不振が響く。同時に発表した11年9月~12年5月期の連結決算では海外事業などを支えに、営業利益が前年同期比14%増の1193億円になった。

通期の連結売上高は前期比13%増の9295億円を見込む。4月時点の従来予想より120億円少ない。主な要因は国内ユニクロ事業の伸び悩み。3~8月期の既存店売上高計画を、前年同期比1%増から4%減に引き下げた。

客単価は上昇しているが、客数が減少傾向にある。今年は春物衣料を絞り込み、男性用肌着「シルキードライ」や女性用肌着「ブラトップ」など夏物衣料中心の商品政策を採用した。だが4月以降は気温が低く推移したため、計画通りの集客ができなかった。

市場では「ここ数カ月の国内ユニクロ事業は想定以上に悪い。秋冬商戦が不調なら成長期待が薄れる」(国内証券)との指摘が出ている。その一方で「海外ユニクロ事業が連結業績をけん引するシナリオは変わらない」(メリルリンチ日本証券の青木英彦アナリスト)との声もある。

9~5月期は連結売上高が14%増の7435億円だった。915億円の増収分のうち、海外が488億円、ジーユーなどグローバルブランド事業(GB)が214億円だった。国内のユニクロ事業は気温の想定外の変動が響いた。

足元では販売が伸び悩み、売上高販管費比率が上昇している。岡崎健グループ執行役員最高財務責任者(CFO)は「現在の在庫は過剰感があり、値引き販売が必要で利益圧迫要因になる」と語る。

前年同期に計上した会計基準変更に伴う特別損失が無くなり、9~5月期の連結純利益は36%増の725億円となった。

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