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松山のVB施設、15年3月で閉鎖 サイボウズも移転

松山市のIT(情報技術)関連ベンチャー育成施設「Biz Port」(ビズ・ポート)が2015年3月末で閉鎖されることが分かった。施設を運営していた特定非営利活動法人(NPO法人)が経営難で今年3月末に運営から撤退。入居企業で最大の面積を占めていたサイボウズの松山オフィスも4日、市内の別の場所への移転を発表した。

ビズ・ポートがある建物を所有する制御装置大手のナブテスコは「入居企業との契約は15年3月末までで、そこでビズ・ポートは閉鎖する。建物の再利用の方策は今後検討する」としている。

ビズ・ポートはナブテスコの前身企業のひとつの帝人製機が松山空港に隣接する同社敷地内に所有する遊休施設を使って、03年に開業した。運営は市内のNPO法人、ベンチャー・アライアンス協会に委託。松山市もIT産業振興策の一環として、入居企業に家賃の半額を補助していた。

延べ床面積4700平方メートル、44室で、最盛期はほぼ9割が埋まっていたが、景気の低迷で入居企業が相次ぎ退室。ベンチャー・アライアンス協会も経営が悪化し、ナブテスコへの家賃納入が滞ったため今年3月末に、賃借契約を打ち切られた。

3月末時点で約20社が入居していたが、ナブテスコ側から「賃借契約は15年3月末まで」と通告されたことで、その後も退去企業が相次いだ。松山市が発祥の地だったIT大手のサイボウズも、業務を拡大するため、今月9日に市中心部の三番町の貸しビル内に移転する。

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