食品大手、M&A投資枠の設定相次ぐ 日清製粉2000億円
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食品大手がM&A(合併・買収)に向け、成長投資枠の設定・拡大を進めている。日清製粉グループ本社が2020年までに最大2000億円、食品商社の三菱食品が今後4年間で400億円の投資枠を新たに設定、ハウス食品などは枠を拡充した。国内市場の拡大が見込みにくいなか、潤沢な手元資金を新興国投資などに振り向ける。国内外で企業再編が相次ぎそうだ。
投資枠を新たに設けた日清製粉は連結売上高を現在の2倍強の年間1
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