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一家ダイニング、婚礼事業に参入 飲食店のノウハウ生かし

飲食事業を手がける一家ダイニングプロジェクト(千葉県市川市、武長太郎社長)は婚礼事業に参入する。ブライダル開業支援のコンサルタント会社と組み、8月に東京タワー近くに結婚式場を開業し、披露宴会場での調理などを売り物にする。婚礼市場は縮小が続くが、立地がよいうえに飲食事業で培った料理などのノウハウが生かせると判断。初年度に300組の顧客獲得を目指す。

オフィスビルだった物件を所有者が婚礼式場として改修。同社が長期賃貸借契約で借り上げ「ザ・プレイス・オブ・トウキョウ」として運営する。地上6階地下3階建てで、最上階のチャペルは天井をガラス張りにし、東京タワーを見上げながら式を挙げられる。

披露宴会場は地下と地上に雰囲気の異なる3部屋を用意。参列者120人まで対応できる。料金は70人を招待する場合で約300万円と結婚式の平均価格帯に設定した。

3会場にはそれぞれキッチンを設置した。飲食業で培った仕入れルートを活用し、全国から新鮮な食材を調達。目の前で調理し出来たての料理を提供する。1階はレストランとした。食事をきっかけに式場として利用してもらうことを見込む。

婚礼事業のスタッフは今春に入社した新入社員も含め約20人。コンサル会社のイノベーションデザイン(東京・渋谷、石関太朗社長)が人材育成や広報活動を支援する。

矢野経済研究所(東京・中野)によると、2011年のブライダル関連市場は10年比1%減の2兆7154億円となったもよう。晩婚化で婚姻件数が減っているためで、今後も市場は縮小傾向の見通し。一家ダイニングプロジェクトは立地のよさや料理などの演出で違いを打ち出す。「約60組が成約済み」(武長社長)という。

同社は1997年の設立。居酒屋やラーメンなど複数の業態で18店舗を運営するほか、飲食店の開業支援なども手がける。12年3月期の売上高は前の期比3割増の約15億円。婚礼事業は初年度に11億円の売上高を見込む。

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