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事故のバス運転手、日雇いか 関係法で禁止

関越道事故

群馬県藤岡市の関越自動車道の高速ツアーバス事故で、逮捕された運転手、河野化山容疑者(43)が「日雇い」で勤務していた疑いのあることが3日、国土交通省関東運輸局の特別監査で分かった。バス運転手の短期雇用を禁じた道路運送法に抵触する疑いが浮上。国交省は、バスの運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)の安全管理に問題がなかったかどうか、調査を進めている。

国交省などによると、河野容疑者は約9カ月前から陸援隊で運転手をしており、バスの運転経験は2年ほどだったという。2日の特別監査に対し、針生裕美秀社長(55)は河野容疑者の勤務実態について「春や秋の行楽シーズンなどで人手が足りないときに連絡して、バスの運転をしてもらっていた」などと説明。同社が河野容疑者に不定期に仕事を頼む雇用形態だったことが分かったという。

同法の運輸規則では(1)日々雇い入れられる者(2)試用期間中の者などは、運転者として乗務させてはならないとしている。運行の安全確保のため、身分が不安定な短期雇用では十分な安全教育が実施できないためという。

また、乗車前、河野容疑者は針生社長に対し、「金沢は初めてで不安だ。別の運転手を同乗させてほしい」などと訴えていたという。2日の特別監査に対し、針生社長が説明したという。

河野容疑者の訴えを受け、金沢に帰省予定だった陸援隊の男性従業員が同乗し、事故2日前の4月27日夜に千葉県の東京ディズニーリゾートを出発。28日朝にJR金沢駅前に着いた後も、河野容疑者が「もう少し先まで一緒に行ってほしい」と訴えたという。このため、事故を起こすことになる折り返し便にも、富山県の高岡駅まで同乗していた。

針生社長は金沢駅前到着後、男性従業員には無事到着を確認する電話をしていたが、河野容疑者にはしていなかったという。

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