クールビズ、シャツに加え小物も 長野県内の節電商戦

2012/5/2付
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夏場に電力需給が逼迫する懸念が高まる中で、節電への意識が一段と高まると見込んだクールビズ商戦が長野県内でも始まった。冷涼感の高いシャツに加え肌着や小物など品ぞろえも充実。昨年同様に扇風機も注目商品に据える。連休明けには売り場の改装なども相次ぎ、熱い商戦となりそうだ。

長野市に店舗があるながの東急百貨店の紳士服売り場では、肌着で例年より10日ほど早くクールビズ商品を展開。消臭機能のある新商品を中心に顧客の関心を集めている。シャツでは仕事にも使えるよう工夫した紳士用ポロシャツ「ビズポロ」を一押し商品と位置付ける。昨年はメーカーの生産が追いつかないほどの人気で、今年は連休明けに品ぞろえを一気に増やす。

シャツだけでなくニットタイやポケットチーフ、ジャケットの襟につける「チビタイ」などアクセサリーも充実させる。「カジュアルだがきちんとして見える着こなしが求められる」(紳士服の細萱準一マネジャー)とみて、シャツとの組み合わせを提案する。

百貨店の井上(松本市)は4月下旬に紳士服売り場でクールビズコーナーを設置し店頭販促(POP)を使ったアピールを始めた。高機能な肌着関係が売れ始めたといい、「例年通り問題なくスタートした」(営業推進部)。

シャツ製造大手のフレックスジャパン(千曲市、矢島隆生社長)はクールビズ商戦向けに今年は昨年比で3割増のシャツを用意した。売れ筋と見込むのは吸水速乾性に優れたタイプ。汗をかいてもべとつきにくい着心地やアイロンがけがいらず節電にもつながることをアピールする。

夏場は大型紳士服店でも「シャツがメーンとなり、高付加価値品の需要が見込める」(販促企画チーム)という。高機能タイプは1枚3000円弱から4000円弱と売れ筋の商品よりも5割以上割高だが、引き合いは強い。

ホームセンターの綿半ホームエイド(長野市)では、昨年品薄になった扇風機の仕入れを今年は10~15%程度増やした。消費電力の少ない商品が増えている。初夏にもかかわらず既に売れ始めているといい、「昨年より(消費者が購入する)スタートが早い」(同社)という。

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