駐車場2社、営業益が最高に 立地選定などが奏功

2012/2/29付
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駐車場運営2社の業績が好調だ。パーク24が29日発表した2011年11月~12年1月期の連結決算は、営業利益が前年同期比18%増の40億円。日本駐車場開発の11年8月~12年1月期の営業利益は10%増の7億円と、両社とも過去最高を更新した。きめ細かな立地選定などで、規模を拡大させながらも稼働を堅調に保っていることが収益を拡大させている。

パーク24の売上高は16%増の331億円、日本駐車場も7%増の50億円と両社とも過去最高だった。原動力は駐車場の運営台数の増加。パーク24は12年1月末時点の時間貸し駐車場「タイムズ」の運営台数が前年同期比で11%増加。日本駐車場も総運営台数が21%増えた。

両社とも基本的には土地や駐車場を所有者から借り受けて顧客に転貸する。

パーク24は時間貸し駐車場に強みを持ち「どこにでもあるコンビニ的な存在」(国内証券)といわれるほど、規模の拡大が進んできた。

新規開発を行う際には「商圏は半径200メートル」として狭いエリアを営業担当者が歩く。土地の所有者と直接交渉を行うため仲介手数料などがかからず、土地の賃料を抑えることができている。また、小型の駐車場を点在させることで利便性が高まり利用者が増加。高い稼働を維持する。

日本駐車場はオフィスビルなどの地下にある駐車場をビルのオーナーから借り受け、月決め駐車場として企業などに転貸する。オフィスビルの空室率は高水準で、不稼働駐車場の収益化ニーズは根強い。日本駐車場はそれらのニーズをくみ取り運営台数を拡大。さらに駐車場コストの削減を求める企業などとの契約を積み上げ、稼働水準を維持している。

両社とも運営台数の拡大で通期の純利益は過去最高の更新を見込んでいる。

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