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車の前面ガラス、地デジ部品を付けないで

視野確保で禁止 ETCアンテナは例外

地上デジタルテレビの車載チューナーの部品を誤って禁止箇所の前面ガラスに取り付けるトラブルが相次いでいる。昨年11月以降、カー用品販売7社が計約2万台対象の無償修理を国土交通省に届け出。個人で設置したケースもあるとみられ、同省は「視野確保のため、前面ガラスには何も取り付けないで」と呼びかけている。

問題の部品は車載アナログテレビやカーナビに地デジ受信機能を持たせる後付けチューナーのリモコン受光部。

道路運送車両法の保安基準は、自動料金収受システム(ETC)アンテナ以外、原則として前面ガラスに視野を妨げる物を付けることを禁止。基準に抵触すると同法に基づく整備命令を受けるほか車検も不適合となる。

リモコン受光部は、一般にダッシュボードに取り付けるが、製造メーカーによっては説明書に前面ガラスへの設置禁止を書いておらず、国交省審査・リコール課は「問題ないと誤解しているようだ」と原因を分析する。

昨年11月にリコール(回収・無償修理)に準ずる「自主改善」を同省に届け、9783台の無償修理を始めた業界大手「オートバックスセブン」によると、昨年9月中旬、客から「ディーラーの定期点検で問題を指摘された」と申告があり把握。社内調査で一部店舗が誤設置した可能性が判明したという。

これを受け、業界団体「自動車用品小売業協会」が昨年11月、会員企業に情報を提供。「イエローハット」や「ジェームス」「タイヤ館」など同業6社でも同様の事例が見付かり、それぞれ自主改善を届け出た。

チューナー購入者が自分で車に装着したケースにも同様の事例があるとみられることから、同課は「前面ガラスに部品などを取り付けている場合は、すべて取り外してほしい」と注意喚起している。

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