2018年12月13日(木)

石巻復興へ商店街の輪 千葉や調布、特産品相互販売やイベント

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2012/2/1付
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東日本大震災の復興支援を目的に、千葉市や東京都調布市などの商店街が相次いで、宮城県石巻市で地元商店街との交流イベントを開く。石巻市の第3セクター、街づくりまんぼうが呼びかけ、双方の特産品を販売。石巻市の商店主らが千葉市側の招きで共同の物産フェアに参加する。協力の輪を広げ、石巻を地域間交流の拠点にする。

8割近くの店がいまだ再開できず、人通りの途絶えた石巻市の中心街

8割近くの店がいまだ再開できず、人通りの途絶えた石巻市の中心街

街づくりまんぼうは中心市街地活性化を目的に設立された。宮城県出身の漫画家・石ノ森章太郎氏の作品などを展示する「石ノ森萬画館」の運営で知られる。

交流イベントの第1弾は千葉市稲毛区の稲毛商店街振興組合と実施する。「一店逸品運動」と呼ばれる商業活性化の取り組みや冬の夜の2日間で約5万人を集める町おこしのイベント「夜灯(よとぼし)」の主催などが高く評価され、中小企業庁の「がんばる商店街77選」に選ばれている。

11~12日、石巻市内の空き店舗3カ所を借りて、物産を販売する。千葉県の同じ逸品運動仲間の柏市と松戸市の商店街の協力を得て店主のこだわりの品々や、落花生など千葉県の特産品を並べてPRする。特設広場ではミニ夜灯を開催。手作りの竹灯籠を約1500個並べ、淡い明かりの中で復興への思いを新たにし、交流を図る。灯籠の絵を描くのは石巻市の子どもたちだ。震災前の平日並みの1000人程度の集客を目指す。

11~24日の2週間、稲毛商店街で石巻市の特産品フェアを同時開催。復興のシンボルとして有名な「希望の缶詰」や笹(ささ)かまぼこといった水産加工品、萬画館グッズなどの販売を通じて支援を訴える。震災1年の3月11日にはまんぼうの木村均さんらを稲毛に招き、復興支援のイベントを予定している。

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