富士通セミコン、パワー半導体に参入 EVの需要開拓
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富士通子会社の富士通セミコンダクターはパワー半導体事業に参入する。次世代素材を使い電気を無駄なく操れる高性能品を開発した。2013年4月から福島県の工場で量産する。いち早く次世代品を実用化し、電子機器だけでなく電気自動車(EV)など成長する環境分野の需要を開拓。システムLSI(大規模集積回路)などに次ぐ中核事業に育てる。15年度までに売上高100億円超を目指す。
富士通セミコンのパワー半導体は窒化...
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