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コメ相対価格が高止まり 全農出荷価格の据え置きで

コメの相対取引価格が高止まりしている。農林水産省が27日に発表した2011年産米の11月の相対価格は10月から横ばいで、前年同月に比べると20%高い。コメ卸会社の仕入れ意欲が強く、全国農業協同組合連合会(全農)が新米の出回り時期から販売価格を据え置いていることが主因だ。

相対価格は全農などの全国出荷団体や産地の出荷業者などがコメ卸会社に販売する価格。11月は60キロ1万5178円(全銘柄加重平均)で、前月比24円のわずかな上昇だった。代表銘柄の新潟県産コシヒカリ(一般品)は1万8178円で2%上昇した。

各産地では今年、原発事故による先行き不透明感などを背景に、農家が在庫を確保する姿勢が強い。全農へのコメ集荷が進まない一方で卸会社が調達を急いだ。このため例年なら年内に相対価格を引き下げる産地もあるが、今年は据え置く場合が大半で一部は引き上げに動いた。

「全農が価格を下げないので、生産者も在庫を安く手放さない強気の姿勢を続けている」(中堅卸)という。

福島県産米は小幅に値下がりした。中通り産コシヒカリは1万4285円で前月比3%安い。県内で11月に政府の暫定規制値を超える放射性物質が相次いで検出されたのが影響したもようだ。

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