幸福度ブーム、指標作りを住民自治の基礎に

2011/12/25 20:16
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自治体の幸福度ブームには首長が目に見える実績を作りづらい時代背景がある。公共事業削減で大規模な施設は造れず、円高で企業誘致にも逆風が吹く。財政難で政策を絞り込んでも住民の納得を得るには、何に幸福を感じるのか見えるようにし、優先順位を間違えないことが必要になる。

幸福度の指標作りは政策に優先順位を付ける作業そのもの。重要なのはその過程に住民が参加し、地域にとって何が幸福なのか住民自らが判断することだ。そこで住民に参加意識が芽生えることも期待できる。

そうして作り上げられた幸福度指標は地域の住民が求める基本的な政策体系となり、選挙の際には住民の判断基準にもなり得る。幸福度の指標作りは住民自治を充実させる一つの手段になる可能性を秘めている。

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