水・食料2万人分備蓄 港区、帰宅困難者向けに対策

2011/11/25付
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東京都港区は災害発生時、観光や買い物で区内を訪れていた人向けに、飲料水や簡易食料を備蓄することを決めた。民間企業から備蓄倉庫を無償で借り、約2万人分を用意する。区内には六本木ヒルズや東京タワーなどの集客施設が多く、民間事業者の備蓄分だけで区内への来訪者に対応するのは困難と判断した。

東日本大震災で全ての鉄道が運休し、駅の外にあふれる帰宅困難者(3月11日、東京・新宿駅)

物資の購入費924万円を補正予算案に計上し、今年度中にも備蓄を始める。

区は帰宅困難者に一時受け入れ場所や備蓄食料の提供を区内事業者に求めている。ただ、受け入れは可能でも食料などの備蓄スペースを持たない事業者が多いことから、区が備蓄することにした。

用意するのは2万人分の飲料水、ビスケット、ブランケット。当面はすでに備蓄場所が確保できた品川・田町地区と台場地区に備蓄する。災害発生時には受け入れ事業者と帰宅困難者が協力して物資を運搬し、施設の滞留者に提供する。

同区によると東日本大震災の際、区内には約10万人の帰宅困難者が発生した。

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