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アゲハチョウ、産卵の葉を前脚で味見 JT生命誌研など解明

JT生命誌研究館の尾崎克久研究員らや九州大学などは、アゲハチョウが産卵する葉を選ぶ仕組みを解明した。幼虫の食べる葉を見分ける味覚遺伝子が前脚で働いていることが分かった。昆虫が草を見極める方法が分かるのは珍しい。15日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)に掲載される。

アゲハチョウは幼虫の食べるミカン科の葉にだけ卵を産む。葉から産卵を誘発する10種類の物質が出ており、そのうち2種類以上があると産卵する。こうした物質の一つ「シネフリン」があると反応する味覚を生む遺伝子を見つけた。

サナギに細工して、この遺伝子が働かないようにしてみた。羽化したメスのチョウは、シネフリンなど2種類の産卵誘発物質があっても、8割が産卵しなかった。普通のチョウは約7割が卵を産むという。

今後はほかの産卵誘発物質に反応する遺伝子や、ほかのチョウの仲間でも調べる。

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