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山中教授「再生医療研究 障害なくなる」 米で特許成立

iPS細胞の作製技術

京都大は11日、山中伸弥教授が開発した新型万能細胞(iPS細胞)の作製技術に関する特許が米国で成立したと発表した。世界最大の医薬品市場で再生医療研究もけん引する米国での特許取得は、日本の大学や企業によるiPS細胞の医療応用を加速するとみられる。特許は米企業などとクロスライセンス交渉などを進める際の有力な武器にもなる。

8月5日付で米特許商標庁から通知を受けた。今回の特許の対象となるのは3種類の遺伝子か、2種類の遺伝子と細胞増殖を促す働きなどがあるたんぱく質を使う、iPS細胞作製の基盤となる技術。権利期間は2027年6月25日までの見込みだ。

iPS細胞の特許が米国でも成立した(テレビ東京)

iPS細胞の特許が米国でも成立した(テレビ東京)

京大は世界でiPS細胞関連の特許を約70件出願済み。内容は多少異なるが日本では3件成立しており、今年7月には欧州当局からも成立の通知が届いた。米国を加えて6カ国2地域で計11件が成立したことになる。

山中教授は11日記者会見し、「再生医療研究を一層進めていくうえでの障害がなくなった」との見方を示した。有力特許を保有すれば米企業などによる技術の独占を防ぎやすくなり、日本企業は訴訟などを恐れずに研究に取り組める。

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