2019年5月20日(月)

ゲームソフト6社の4~6月期、4社が最終損益改善

2011/8/6付
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5日出そろったゲームソフト6社の2011年4~6月期連結決算は4社の最終損益が改善した。ソフト販売で大型タイトルの投入が少ない中、玩具事業が好調だったバンダイナムコホールディングスが黒字に転換。コナミ携帯電話交流サイト(SNS)ゲームが利益を押し上げた。

ゲームソフト会社の業績はソフトの投入タイミングで波が生じやすい。収益を平準化するため、各社ともゲームソフト以外の事業を拡充。目立つのはSNSなどのオンラインゲームだ。

この分野を収益の柱に育てつつあるのがコナミだ。ゲームソフト関連の売上高は前年同期比でほぼ半減した半面、SNS関連は3倍強に伸び、大幅な増益となった。

コーエーテクモホールディングスもSNS関連が順調。4~6月期の最終損益は開示を始めた09年以降で初めて黒字になった。SNSを含むオンライン・モバイル事業の営業損益は2億円の黒字(前年同期は5千万円弱の赤字)に転換した。カプコンもSNS関連が好調だった。

一方、スクウェア・エニックス・ホールディングスは4~6月期の純利益が62%減の6億9千万円だった。同社はソフト販売の依存度が大きく、「大型タイトルの発売がなかった」(松田洋祐取締役)ことが最大の減益要因だ。

同様にゲームソフトや遊技機で大型タイトルの発売がなかったセガサミーホールディングスは、最終損益が22億円の赤字(前年同期は70億円の黒字)になった。特許関連の特別損失35億円を計上したことも追い打ちをかけた。

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