楽天の経常益最高 1~6月290億円、ネット通販拡大

2011/8/5付
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楽天が4日発表した2011年1~6月期決算は、連結経常利益が前年同期比5%増の290億円となり、1~6月期としては過去最高を更新した。運営する仮想商店街「楽天市場」の利用が増え、消費者金融事業の売却に伴う営業損失を吸収した。最終損益は金融事業再編による特別損失が響き、7年ぶりに赤字に陥った。

東日本大震災後もインターネット通販を中心に利用者が拡大した。主力の楽天市場事業の営業利益は21%増の251億円。金融事業の再編に関連して旧楽天KCの利息返還請求に関する引当金繰入額(42億円)を営業損失として計上したが、経常増益を確保した。

売上高は8%増の1776億円。楽天市場事業は水など日用品や省エネ家電などの販売が伸び、11%増の466億円だった。ネット宿泊予約「楽天トラベル」の利用も9%増の108億円と好調だった。三木谷浩史社長は会見で「(ネット通販の)足元の利用は引き続き強い」と述べ、7月以降も成長が続くとみていた。

最終損益は413億円の赤字(前年同期は171億円の黒字)だった。8月に売却した消費者金融事業の再編に伴う特別損失759億円を計上した。

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