観光業で期待の声、都知事「将来に継承」 小笠原が世界遺産に

2011/6/25 0:32
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)が小笠原諸島(東京都小笠原村)の世界遺産への登録を決めたことを受け、都内では観光業界から期待の声があがった。小笠原への関心が高まることは必至で、観光ツアーの需要が高まりそうだ。

東京港―小笠原諸島間の航路を運航する小笠原海運(東京・港)は「長年待っていた」と喜ぶ。島への観光は東日本大震災による自粛ムードがまだ続いているという。「観光客の期待に応えるために曜日など運航形態の変更を検討したい。秋からは登録の効果が出てくるのでは」と話す。

小笠原へのツアー商品を販売する旅行会社のクラブツーリズム(同・新宿)は今年度の利用客が前年度の2倍に達すると見込む。「島の美しさや自然の雄大さなどの魅力を案内していきたい」と担当者は話している。

竹芝桟橋にある東京島しょ部のアンテナショップ「東京愛らんど」(同・港)はラー油など小笠原の特産品を扱っている。「来店客増加が期待できる」と歓迎している。

東京都の石原慎太郎知事は24日、登録決定を受けて「喜びに堪えない。今後も小笠原の世界遺産を将来世代に確実に引き継いでいく」との談話を発表した。

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