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飼料の牧草から放射性セシウム 福島、基準値最大30倍超

福島県は30日、福島第1原発から約50~80キロの距離にある県内7カ所で採取した牧草から、国が定めた乳用牛、肉用牛の飼料の基準値の最大30倍超となる放射性セシウムを検出したと発表した。県は原発事故後に刈り取った牧草の使用や放牧の自粛を飼育農家に要請。県幹部は「牛が口にした可能性は低い」とした。

農水省が定めた飼料の放射性セシウムの基準値は、乳用牛、肉用牛ともに1キログラム当たり300ベクレル。

県によると、4月27日に刈り取った牧草を調べた結果、相馬市の牧草で9200ベクレル、田村市で2700ベクレルとなった。原発から約80キロ離れた二本松市も580ベクレルだった。

同県では乳用牛約1万7千頭、肉用牛約7万8千頭が飼育されている。〔共同〕

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