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「花見自粛」に見直しの動き 「行き過ぎ」と看板撤去

震災の影響で首都圏に広がっていた花見の「自粛」を見直す動きが一部で出てきた。消費の落ち込みにつながることへの懸念や花見客への配慮が背景にある。被災地支援に生かそうという取り組みも出てきた。

上野公園に設置された花見の宴会自粛を呼びかける看板(1日、東京都台東区)

東京都中央区は6日までに、浜町公園など区立10公園に設置した宴会自粛を呼びかける看板を撤去した。「自粛の行き過ぎで景気に悪影響が出ている。地域の人の自主性に任せたい」と同区。1日の設置後、撤去の要望もあったという。

屋形船の事業者でつくる東京屋形船連合会(東京・台東)は9、10日、花見イベントを開く。屋形船を計18便出し、船上から隅田川の桜を楽しんでもらう。料金は無料で乗客から義援金を募る。桜の時期の予約の9割近くがキャンセルとなったが「せっかく咲いた桜を生かし、被災者のためになることをしたい」(同連合会)と説明する。

目黒区も今年から始めた専用のツイッター(ミニブログ)で、目黒川の桜の開花状況や写真などの配信を続けている。

花見自粛を巡っては、被災地の岩手県の日本酒の蔵元からも「経済的な2次被害を受ける。花見をしていただく方がありがたい」といった声があがっている。

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