米HPは純利益16%増 11~1月、売上高予測下回る

2011/2/23付
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【シリコンバレー=奥平和行】IT(情報技術)大手の米ヒューレット・パッカード(HP)が22日発表した2010年11月~11年1月期決算は売上高が前年同期比4%増の323億200万ドル(約2兆6700億円)、純利益が同16%増の26億500万ドルだった。パソコンの販売減などの影響で売上高は市場予測(329億5000万ドル)に届かなかった。

HPは11年10月通期の売上高予想を従来の1320億~1335億ドルから、1300億~1315億ドルに引き下げた。「個人向けのパソコン販売を引き続き慎重にみている」(キャシー・レスジャック最高財務責任者)ことが響く。成長力の鈍化を嫌気し、同日の米株式市場の時間外取引でHPの株価は一時、同日終値より12%超下落した。

部門別売上高はパソコンが1%減の104億4900万ドルだった。更新需要が堅調な法人向けの売上高は11%増えたが、個人向けは12%減少。マーク・ハード前最高経営責任者(CEO)時代に企業買収などで強化したITサービスも2%の減収だった。一方、企業のデータセンター増設などが追い風となりサーバー(ストレージなどを含む)の売上高は22%増えた。

昨年11月に就任したレオ・アポテカーCEOは同日の電話会見で「多くの事業でよい成果を上げられたが、改善の必要な事業が存在することも明らかになった」と話した。アポテカー氏は同日、3月14日に米サンフランシスコで記者会見すると説明。就任以来初となる記者会見で成長戦略などについて説明する見通しだ。

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