中国銀、林原支援へ融資枠設定 保有債権は450億円

2011/2/3付
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中国銀行の永島旭頭取は2日記者会見し、同日に会社更生法の適用を申請した林原向けの債権が454億7100万円あることを明らかにした。このうち担保などで保全されていない198億円について全額引き当て計上する。2011年3月期決算への影響は精査中としたが、「黒字は確保できる」との見通しを示した。中国銀行は林原の当面の資金繰りを支援するため融資枠を設定する。金額は未定としている。

林原の不正経理については「少なくとも1990~2001年に行われたことは認識している」とし、発覚した時期について昨年11月半ばと説明した。中国銀ともう1つの金融機関が融資残高について情報交換した際、「互いに想定している残高と相違があったことがきっかけになった」という。

長期間見抜けなかったことについては「残念だが、林原の情報公開が限られていたことが原因。28金融機関のすべてが見抜けなかった」と指摘。主力行として特別に大きな責任はないとの考えを示した。

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