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相次ぐ高齢者不明 「長寿日本」は信用できる?

平均寿命の計算には「影響せず」

全国各地で100歳以上の高齢者の所在不明が相次いで明らかになっている。すでに死亡しているケースも多く、日本の平均寿命の長さを疑う声も上がっている。

平均寿命とはその年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きられるかを推計した数値。まず年齢別の推計人口と死亡数のデータを使い各年齢ごとの死亡率を割り出す。すると0歳児が1歳まで生きる確率、2歳まで生きる確率、という形で各年齢まで生きる確率が推計できる。このデータを基にして平均的に何歳で寿命を迎えるかを出す。

厚生労働省が7月に発表した2009年の日本人の平均寿命は、女性が86.44歳、男性が79.59歳。平均寿命の計算では98歳以上の男性と103歳以上の女性に関するデータは取り除いている。これらの年代の人数が少なく、分析対象に含めても統計学的に大勢には影響が出ないとされるからだ。そのため今回の所在不明問題は「平均寿命の計算上は影響はない」(人口動態・保健統計課)という。

日本人の平均寿命が延び続けているのは、がん、心疾患、脳血管疾患の「三大死因」の治療成績が医療の進歩で改善しているため。仮にこの3つをすべて克服したとすると、現在より男性の平均寿命は8.04歳、女性は6.99歳延びると厚労省は試算している。

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