2019年9月21日(土)

地球帰還は焼かれるパンの気分 野口さん帰国会見

2010/7/21付
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日本人最長となる約5カ月半、宇宙に滞在した野口聡一さん(45)は20日、帰国後初めて記者会見した。地球に帰還するためロシアの有人宇宙船「ソユーズ」で大気圏に突入した際、近くの窓がオレンジ色になり外側が溶ける様子が見えたことを紹介。「オーブンの中で焼かれるパンの気分だった」と感想を述べた。

今後の任務は未定だが「竜宮城から戻った浦島太郎のようで、竜宮城にまた行きたい気持ちもある」と再度の宇宙飛行に意欲を見せた。

野口さんは6月2日に国際宇宙ステーション(ISS)から地球に帰還し、米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センター(ヒューストン)で筋力を戻すリハビリに取り組んできた。

リハビリは順調で「有人飛行技術の蓄積が進み、筋トレなどの運動処方も良くなっている」と報告。宇宙では骨が弱るため、ISS滞在中は自ら骨粗しょう症薬を使用する実験にのぞんだが、「骨密度の低下も抑えられている」と薬の効果を語った。

米スペースシャトルの退役で日本人宇宙飛行士は今後、ソユーズでISSに向かうことになる。野口さんは「振動がじかに伝わりやすく、(シャトルとソユーズは)大型バスと小型トラックくらい違った」と感想を語った。

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