「川幅日本一」にちなみ幅広うどん 埼玉県鴻巣市

2010/6/28付
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ひな人形の生産が盛んな埼玉県鴻巣市。隣接する吉見町との境界に流れる荒川について、埼玉県は2008年2月、両岸の堤防間の「川幅」が2537メートルと確認した。国内で最も広い川幅と考えられている。県内有数の小麦の産地で、市は幅広な川を連想させるうどん「川幅うどん」をテーマに街おこしに取り組む。

現在、うどんを提供する市内の約50店のうち、川幅うどんを出す店は9店。めんの幅は約3~10センチと店によって異なる。

市はあえて基準は設けず、店ごとの特徴や工夫を尊重する。5月から取り扱い始めた小松やの店主、小松原実さんは「7~8センチのうどんに天ぷら、水菜を盛りつけ、それぞれ川や橋、畑に見立てた」と話す。客数は以前に比べ、2~3割ほど増えた。

見た目の珍しさから写真を撮る客は絶えない。画像は個人のブログに載せられ、読者が県内外から店を訪れる。5月に県が開いたB級グルメ大会では初出場で2位。大会が終了した翌日には出品店に行列ができ、開店から約1時間で完売した。

うどんを足がかりに、幅広なラーメンや横長のケーキなど「川幅グルメ」が広がる。市観光協会は飲食店などに川幅グルメののぼり旗を配布する予定だ。商工観光課は「まずは県内のB級グルメ大会で優勝、次は全国大会に出場して全国の人に川幅うどんを食べてもらいたい」と意気込む。

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