2019年4月20日(土)

口蹄疫、種牛49頭殺処分へ 宮崎県
宮崎牛6頭は免れる

2010/5/17付
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宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が広がっている問題で、県は16日、宮崎牛ブランドの種牛を一元管理する県家畜改良事業団(同県高鍋町)で肥育牛5頭の感染疑いが見つかり、肥育牛259頭と種雄牛49頭を殺処分すると発表した。

県は県産ブランド牛の9割を生産する最も優秀な6頭の種雄牛をすでに他地域に避難させており、今回の殺処分は免れた。

同事業団で14日昼に口蹄疫の症状を示す肥育牛が見つかり、15日には遺伝子検査でも陽性反応を示した。49頭の種雄牛は肥育牛と同じ敷地内にいたため殺処分する。

避難させた6頭は、移動直前の遺伝子検査と抗体検査で陰性が確認され、13日に同事業団から移った。

16日に記者会見した県農政水産部幹部らは「(残った)6頭の種雄牛で県肉用牛の再建を図りたい」としたが、6頭は感染疑いの牛とウイルス潜伏期間中に同じ敷地内にいたことになり、移動先の農場で隔離して経過観察をする。

あらかじめ保存してある種雄牛の凍結精液は1年分。新たに種雄牛を作るには7年かかるとされ、仮に残った6頭の感染疑いが明らかになれば、県外各地にも子牛が供給されるほどの「ブランド牛」は深刻な事態に陥ることになる。

一方、宮崎県庁では16日、平野博文官房長官と東国原英夫知事が会談し、東国原知事は被害農家への支援などを要請した。

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