2019年2月22日(金)

デンマーク産豚肉急騰 ロシアが調達増、1年ぶり高値

2010/5/1付
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ベーコンやソーセージに使うデンマーク産輸入豚肉の卸価格が急騰している。ロシアが内需拡大に伴い調達を増やしたのが主因。冷凍の主力品は4月に入って約1割上昇し、1年ぶり高値をつけた。加工食品メーカーの収益を圧迫しそうだ。

デンマーク産冷凍カラー(肩ロース)の卸値は1キログラム655円と前月比50円(8%)高い。昨年8月末から横ばいだったが、4月に上昇に転じた。

ロシアがデンマーク産豚肉の輸入を増やしているのが背景。ロシアでは原油や天然ガスなど資源高に伴い、食肉需要も上向いているもようだ。3月下旬にロシアの農場で家畜伝染病が発生し、「自国産の減少分を海外からの調達で補っている」(食肉輸入商社)。

デンマーク産豚肉では、冷凍テンダーロインも値上がりしている。消費者の節約志向が強い中、加工食品メーカーが原料高を製品価格に転嫁するのは困難。「北米産やチリ産へのシフトを進めている」(大手ハム会社)との声も出てきた。

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