安全な街へ「秋葉原協定」 官民検討会が策定
東京・秋葉原の街づくりを考える官民の検討会は、街中での迷惑行為や犯罪を防止するためのルールを盛り込んだ「秋葉原協定」を策定した。違法な路上パフォーマンスなど禁止項目を列挙。安全や美観を守るため、住民や来訪者に協力を呼びかける。2008年6月の無差別殺傷事件後に中止した歩行者天国(ホコ天)再開の是非では地域活性化の面で賛成の声がある一方、慎重論も根強く、結論を先送りした。
検討会は東京都千代田区、地元の警察・消防、町会、商店街・電気街などで構成する。「協定」は27日の会合で合意し、「みんなで協力、安全・安心、元気なアキバ」をスローガンに掲げた。路上喫煙の禁止や道路の適正使用、美観維持、深夜営業での近隣への配慮などを明記した。
秋葉原への来訪者が多くなる大型連休期間中の5月1日から実施する。町会や商店街は行政機関と連携して協定の周知に努め、防犯パトロールなども行う。
一方、ホコ天中止を巡っては商店街・電気街側から「歩道の混雑」「売り上げの低下」などの問題点が指摘され、再開を求める意見が挙がっている。ただ、再開した場合の治安の悪化やゴミ問題を心配する声もあり、検討会で議論を継続。5月の次回会合で、再開の是非について結論を出す見通しだ。
27日の会合では、秋葉原の街頭への防犯カメラ34台の設置についても報告された。カメラがあることが分かるよう、ステッカーを商店などに配布し、張り付けるよう協力を求める。












