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「ウイルスセキュリティZERO」に不具合、PCが起動しなくなる恐れ

誤検知でドライバーソフトを削除、特定の環境のみに影響

ソースネクストは2010年4月13日、同社のセキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」に不具合が発生したことを明らかにした(写真1)。特定のパソコン環境では、Windowsが起動しなくなる。同社では修復ツールを公開。現在起動できている場合には何もする必要がない。

影響を受けるのは、インテルのチップセットを搭載し、ドライバーソフト「Intel Matrix Storage Manager driver(AHCI driver)」の特定バージョンをインストールしているパソコン。2010年4月10日14時ごろから同12日14時ごろに配信されたウイルス定義ファイルには、このドライバーをウイルスとして検知する情報が含まれていた。

このためこの期間にパソコンを使用していた場合には、ウイルスセキュリティZEROは同ドライバーをウイルスとして誤検知。次回のWindows起動時にこのドライバーが削除され、以降、Windowsが起動しなくなる恐れがあるという。

誤検知が発生したウイルスセキュリティZEROのプログラムバージョンは10.0.0056、定義ファイルのバージョンは9.29.533および9.29.535。これらよりも新しいバージョンでは不具合は解消されている。

Windowsを起動できなくなった場合の対処方法は、同社が提供する修復ツールをコピーしたCDを使って起動すること。修復ツールは同社サイトからダウンロードできる。

郵送でも提供する。メールで依頼すると、希望の住所に起動用CDを送付するという。具体的には、同社のメールアドレス「customer@sourcenext.info」に、「(0109)ウイルスセキュリティ起動修復用CD送付依頼」の件名で依頼する。本文には、「下記宛先へ起動修復用CDの送付を希望します。」といった一文と、送付先(名前、郵便番号、住所、電話番号)を記載する。

現在問題が発生していない場合には、何もする必要がない。影響を受けない環境であり、ウイルスセキュリティZEROのプログラムや定義ファイルは問題のないバージョンにアップデートされていると考えられる。同社では、問題が発生していない環境では、上記の修復ツールを使用しないよう呼びかけている。

(日経パソコン 勝村幸博)

[PC Online 2010年4月15日掲載]

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