湯浅が退院、リハビリ開始 アルペン男子の五輪代表
【キッツビューエル(オーストリア)=共同】アルペンスキー男子のエースでソチ冬季五輪代表の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が21日、骨折した右足首の手術を受けたインスブルックの病院を退院した。2月22日に行われる五輪男子回転の出場に向けて、経過は良好という。
退院前には軽いリハビリを行い、松葉づえを突きながら廊下の歩行や階段の上り下りなどをした。所属チームの関係者は「手術後24時間も経過していないのに、と驚くばかり」と早い回復ぶりを説明した。
今後はインスブルックのトレーニング施設でリハビリを続け、状況を見て雪上練習の開始時期を決める。
湯浅は1月19日のワールドカップ(W杯)で負傷した。右内側くるぶし下の骨にひびが入り、20日に2本のボルトで補修する処置を受けた。