アルペン湯浅が足首骨折 手術成功、五輪出場めざす
【キッツビューエル(オーストリア)=共同】ソチ冬季五輪アルペンスキー男子回転でメダル獲得が期待される30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、インスブルックの病院での精密検査で右足首の骨折が判明し、手術を受けた。経過は良好という。21日にもリハビリを開始し、2月22日にこの種目が行われる五輪出場を目指す。

19日のワールドカップ(W杯)回転第5戦で転倒し、痛めた。日本男子チームの岩谷高峰ヘッドコーチは「足の内側にある距骨にひびが入っていた」と説明し、湯浅は手術前に「ソチもあやしいかもしれないけど医者を信じてやるしかない」と話していた。
手術の成功を受けて岩谷コーチは「五輪はスタートできそう」と楽観的な見方を示した。五輪前のW杯2戦は欠場する。
湯浅は昨季W杯回転第3戦で自己最高の3位に入った。今季も第3戦で自身2番目の好成績となる4位になり、20日に五輪代表入りが発表されたばかりだった。
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