ジャンプ高梨、日体大進学を決定 飛び入学で女子大生に
ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で個人総合2連覇を果たした17歳の高梨沙羅選手(クラレ)が、高校卒業前に大学に進める「飛び入学入試」に合格しながら態度を保留していた日本体育大への進学を決めたことが13日、関係者の話で分かった。大会には今後もクラレの所属で出場する。
日体大の飛び入学入試は五輪や国際大会の上位入賞など、スポーツで特に優れた資質を持つことなどが受験条件。2012年8月に文部科学省が実施する高校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した高梨選手は、4位だったソチ冬季五輪後の3月上旬に入試を突破した。既に入学手続きは済ませていたものの、実際の進学については、競技と学業を両立できるかどうかを両親らと検討していた。〔共同〕