ラグビー日本代表、ルーマニア破る 欧州勢に敵地初勝利
ラグビーの日本代表(世界ランキング16位)は10日、ブカレストで行われた国際試合でルーマニア代表(同18位)に34-23で勝ち、欧州遠征の初戦を白星で飾った。日本協会によると、日本代表が欧州でのテストマッチで欧州のチームを破るのは26試合目で初めて。
17-9で折り返した。後半はペナルティートライなどで詰め寄られたが、24-23の36分にWTB小野沢(サントリー)がトライを奪って突き放した。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは「日本ラグビーの歴史的な瞬間」と喜び「1点差に迫られる場面があったが、勝てる雰囲気は続いていた」と評価した。この試合でFWの日本歴代最多となる62キャップ目を獲得した大野(東芝)は「FWとして最多キャップに並ぶ試合で、FWの強いルーマニア代表に勝てたことをうれしく思う」と話した。
日本は17日にトビリシでグルジアと対戦する。〔共同〕
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