2019年1月20日(日)

重大インシデントに認定 全日空機のオーバーラン

2012/12/9付
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山形県の庄内空港で8日夜、全日空機が滑走路をオーバーランしたトラブルで、国土交通省は9日、負傷者が出るなどの事故につながりかねない「重大インシデント」に該当すると発表した。運輸安全委員会は調査のため、航空事故調査官3人を現地に派遣することを決めた。

山形県の庄内空港で8日夜、全日空機が滑走路をオーバーラン。9日の便にも影響が出た=共同

山形県の庄内空港で8日夜、全日空機が滑走路をオーバーラン。9日の便にも影響が出た=共同

全日空は「お客さまにご心配をおかけし、おわび申し上げる。運輸安全委員会の調査に全面協力していく」としている。

同機は重機にけん引されながら9日午前、草地から駐機場に移動を始めた。事故調査に必要な機体の状況が撮影されているため、移動が可能となった。

同空港の定期便は全日空しかなく、同社は9日午前の羽田―庄内1便と庄内―羽田2便の欠航を決めた。

全日空によると、オーバーランを起こしたのは羽田発全日空899便のボーイング737―800型。客席数は167席で、161人が搭乗しており、ほぼ満席だった。

機長(35)の総飛行時間は4494時間40分。これまで事故やオーバーランなどのトラブルはなかったという。

同機は着陸時、自動ブレーキで止まりきれなかったため、機長がブレーキを踏んだ。しかし滑走路内に停止できず、滑走路の東端を突き抜けて草地で停止した。

同機は8日午後9時15分に到着予定だったが、滑走路の除雪のため上空で1時間以上待機し、同10時26分ごろ着陸した。

庄内空港では9日朝、全日空の担当者が欠航便の予約客への対応に追われた。東京の親戚宅に向かう女性(61)は「急なことで驚いたが、しょうがない」と、電車に切り替え、駅に向かった。〔共同〕

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