2019年4月22日(月)

口蹄疫 宮崎知事「非常事態」を宣言 殺処分11万頭超に

2010/5/18付
保存
共有
印刷
その他

宮崎県の家畜保健衛生所が、4月23日に口蹄疫(こうていえき)感染の疑いが判明、その後感染が確定した水牛について、県の家畜保健衛生所が3月末に立ち入り検査をしたが感染を疑わず、結果的に見逃していたことが18日までに分かった。一方、県は同日未明、新たな感染疑いが県内15カ所の農場で判明したと発表。感染疑いの家畜が出た農場や施設は計126カ所になり、殺処分される家畜の総数は11万頭を超えた。

被害が拡大している口蹄疫の問題で、非常事態を宣言する宮崎県の東国原英夫知事(18日、宮崎県庁)=共同

こうした事態を受けて東国原英夫知事は同日の定例会見で、「拡大を止めることができない状況。非常事態宣言を発する」などと述べた。県民に対しイベントの延期や不要不急の外出を控えるなど、危機意識を持って感染拡大防止に協力するよう呼び掛けた。

県によると、3月末に同県都農町の農場で下痢の症状を示す水牛がいるとの連絡を家畜保健衛生所が受け、立ち入り検査をしたが、口の中に水疱(すいほう)があるなど口蹄疫の典型的な症状が見られず、検体を採取したものの遺伝子検査をしなかった。約3週間後の遺伝子検査で感染疑いを示す陽性反応が出た。

一方、18日未明には県内3町の15農場で新たな感染疑いが判明、県はこれらの農場が飼育する豚2万8008頭、牛444頭、ヤギ2頭の計2万8454頭を殺処分する。

新たに感染疑いが確認された地域は同県川南町、高鍋町、新富町。高鍋町内としては、種雄牛を飼育する県家畜改良事業団で14日に感染疑いが見つかってから3カ所目。高鍋町の南隣の新富町での確認は初めて。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報