首相「党立て直しに全力」 離党組は新党準備

2012/7/3付
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野田佳彦首相(民主党代表)は3日の閣僚懇談会で、小沢一郎元代表を支持する衆参両院の計50人が離党届を提出したことを受け、党の立て直しに全力を挙げる考えを示した。「昨日、内閣発足から丸10カ月を迎えた。新しく民主党をまた立て直す気持ちで取り組んでいきたい」と語った。

首相はこの後、首相官邸で輿石東幹事長と会談。消費増税関連法案の衆院採決で反対・棄権した党所属議員72人への処分を巡って最終調整を進めた。首相周辺では離党組への処分は党倫理規則で最も重い除籍(除名)処分を求める声が多い。輿石氏は党分裂の拡大を避けたいとして厳しい処分には慎重だ。

一方、小沢元代表は同日午前、衆院議員会館の事務所に山岡賢次氏ら離党届を提出した衆参両院議員50人のうち約10人を集め、今月上旬の新党結成に向けた準備を加速させた。離党組は4日に会合を開き、元代表に党首就任を要請する。党名や政策も元代表に一任する方向だ。

グループ幹部の鈴木克昌氏らは衆院議員38人分の会派離脱届を城島光力国会対策委員長に提出した。参院議員12人分は提出済み。執行部は処分が確定するまで預かる考えだ。

離党組の松崎哲久氏は同日朝のフジテレビ番組で「(新党結成は)そんなに先送りできない。来週くらいだろう」との見通しを示した。党に残る鳩山由紀夫元首相は午前のグループ会合で「元代表の政策への共感はかなりある。党はどう総括して再出発するか行動で示していかないといけない」と語った。

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