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米軍の被災地支援が本格化 強襲揚陸艦、酒田港へ

東日本巨大地震を受け、米軍と自衛隊による被災地への支援活動が16日に本格化した。米空軍は機能不全に陥った仙台空港のがれきの除去など復旧作業に着手。米海軍の強襲揚陸艦「エセックス」も17日には山形県酒田港に到着する予定で、在沖縄海兵隊が作業に合流する。被災者の捜索救難や支援物資の輸送に加え、交通インフラの復興支援にも乗り出した。

米軍は物資の輸送拠点としてまず山形空港を活用する。防衛省によると、米軍が訓練や緊急着陸以外で初めて国内の民間空港を使う。米側が政府に空港利用を要望し、山形県の吉村美栄子知事も了承した。米軍はがれきの除去に使う重機などを山形空港に集め、作業現場にヘリや陸路で運ぶ。食料品や水といった物資の輸送拠点とする。

在日米海軍司令部は16日、エセックスのほか、ドック型揚陸艦「ハーパーズ・フェリー」と「ジャーマンタウン」の3隻が17日、酒田港に到着する予定だと発表した。当初は太平洋側から救援活動に当たる予定だったが、原発事故を踏まえ、日本海側に拠点を設けることにした。3隻は沖縄の海兵隊第31遠征隊を載せている。ヘリで移動し、仙台空港のがれき除去などに従事する。

米海軍は現在8隻の態勢を13隻に増強。在日米軍の強襲揚陸艦が陸上自衛隊北部方面隊の隊員や車両を北海道から青森に向けて輸送するが、米軍の艦艇が訓練を除き、日本国内で自衛隊員を輸送するのは初めて。

在日米軍佐世保基地所属の強襲揚陸艦「トーチュガ」は15日午前7時半ごろ、苫小牧港に到着。16日午後、陸自北部方面隊の第5旅団を中心に隊員約280人、車両約90両を積み、青森県むつ市に向けて出港した。17日午前に青森入りする予定だ。

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