2018年11月15日(木)

帰宅困難者、2万人超 都庁舎など避難所に

2011/3/12付
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東日本巨大地震で鉄道など首都圏の交通網に大きな影響が出たことに伴い、ターミナル駅で2万人以上が足止めされるなど、首都圏各地では11日午後、自宅に戻れない帰宅困難者が多数発生。自治体は一時避難場所として関係施設を開放するなどの対応を急いだ。

列車の運行再開のめどが立たず、改札前で待つ人たち(11日、新宿駅)

警察庁によると午後8時現在、新宿駅で約9000人、池袋駅で約3000人、上野駅で約1500人をはじめ、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の主要駅で計約2万4千人が身動きが取れなくなった。

東京都は同日午後7時半ごろから、都庁舎の第1、第2本庁舎、議会棟の複数のフロアを帰宅困難者に開放。都内では東京ビッグサイト(江東区)や東京体育館(渋谷区)といった公的施設、学校、地下街なども一時避難場所として提供された。

横浜市によると、午後6時時点で横浜駅は約5000人、新横浜駅は約3000人の帰宅困難者で混雑。市はパシフィコ横浜(西区)と横浜アリーナ(港北区)に受け入れを要請した。両施設は午後6時ごろに開放され、帰宅できない人たちが続々と到着。パシフィコ横浜は展示ホールに6500人、横浜アリーナはロビーに1000人の受け入れが可能だが、午後9時現在ですでに上限を迎えつつある。

神奈川県警は「横浜駅周辺で約6万人が滞留しているとの情報もある」として情報収集を急いでいる。

JR大宮駅で約2000人が足止めされたのを受け、埼玉県も午後9時ごろに「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市中央区)を開放。警察官や市職員らが滞在を希望する人たちをアリーナまで誘導し始めた。

千葉市も同日夜、市立小学校や公民館、コミュニティーセンターなど39カ所に避難所を開設し、帰宅困難者が宿泊できるようにした。利用者には毛布などを配るという。

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